戦略経営計画  TOP PAGE
戦略経営計画の必要性

1.過程重視の組織思考から成果重視の組織思考への転換

伝統的保守的な組織思考は、組織秩序を重んじ手続・規則を規範としたもので、業務結果よりも業務遂行の過程を重視し、いかに誤りなく遂行するかが最大の関心事であった。この様な組織風土では、戦略に必要な革新的思考・意欲が醸成されることはない。ISOのQMS9001でも業務遂行過程であるシステム構築の有効性と適合性チェックを認証審査基準としてきた。しかし、組織がパフォーマンスをあげるには、成果を重視する9004の目標管理・組織思考が必要となる。静態的な組織思考では、固定的な反復的な業務遂行を前提としたものであるが、
 (1) 意思決定が遅延して激しい変化に適応して迅速に組織行動がとれない。
 (2) 組織が直面する問題解決に弾力的機動的に適応が困難。
 (3) 真に人間の能力を生かすことが困難となる。
 (4) 組織の創造力を強化することが困難である。
上記の課題が発生した。昨今の環境変化の著しい時代には、この様な問題解決には動態的組織思考として、環境変化に適応した戦略計画に基づく、挑戦目標・プロジェクトに対応した組織を機動的に編成していこうという考え方が必要となる。

2.環境変化への対応

組織は、組織を取り巻く環境のなかでのみ生存・維持を続けることが出来るのであるとすれば環境の変化に対して、効果的に対応して行くことが基本的に必要とされる。環境変化は、機会(成長要因)と脅威(制約要因)を提供する。組織の機会の捉え方が不適切であれば、一定期間のうちに機会が脅威に転換して制約要因になることがある。組織は常に環境変化・顧客要望を先見的に予測して、環境変化の機会提供を期待してリスクアセスメント(マーケティング)を実施して、組織構造を効果的に革新し、脅威を機会に転換し自らの成長要因に組み込む、目標実現計画及び継続的事業計画を策定して運営することにより生存が保障される。