教育訓練体系  TOP PAGE

継続的改善のキーとしての教育・訓練の重要性

 市場の変化速度は、加速度がついて進んでいます。従来10年かかって進んだことが、5年とか3年或いは、もっと短期間で実現してしまいます。組織経営における運営管理技術(マネジメント)も、昨今の競争原理の中で、革新的な変化を求められています。「教育」というと、従来のイメージでは、集合教育的な、座学とか、知識の習得が想定されますが。マネジメントシステムで要求しているのは、「力量」です。これは、用語の定義にあるように、「的確性、要求事項を実施する能力」です。即ち、組織の付加価値を生産するスキルとしての能力開発が求められている訳です。組織の中での能力開発の機会は、人材育成・教育体系の中にあるように、様々な要素があります。組織が継続事業計画の基に継続的に発展、存続していくためには、現在の要員の力量が、10年かかって培われたものであるならば、次代の要員には、3年とか1年で身につけさせたいものです。但し、これを実現する為には、そのノウハウが試行錯誤の結果により蓄積されたものですから、安易に公開・共有することには、脅威(自己保身)やためらいを感じるのが人情でしょう。その点を組織の制度でクリアできれば、人材能力開発体系は、機能する可能性があります。

 マネジメントシステムの本来の目的のひとつとしての、「公開・共有化・コミュニケーション」は、常に継続的な改善があってこそ実現できるものであります。公開・共有したら、それ以上のものを修得しないと優位性が保たれませんから、必然的に開発・創造の努力が必要とされます。保守・秘伝・既得権から脱皮するためには、あくなき成長努力が要求されるために、しんどいことでもあります。しかし、仮にコップの中での競争に打ち勝ったとしても、世界市場は、停滞していませんから、地盤沈下で没落してしまいます。ビジネス戦線にいる限り、避けて通れない宿命として、継続的改善のキーである、「教育・訓練」の充実、知識の蓄積ではなく、力量として付加価値の生産ができる「能力開発」の実践をしたいものです。